 本日何気なくコンデジの数を勘定したら、いつの間にかあれよあれよという間に70台程になってしまい（その９割がジャンク上がり）、地震が来たらデスクからこぼれ落ちる状態です。つい数日前にも、現在苦境を伝えられているP社の現行販売品のジャンクをニコイチしたのですが、驚いたのはそのコスト削減の徹底ぶりです。 ボディ上部から両サイドにかけてのシャッターボタン等の付いた帯状のパーツですが、それまで金属を含めた３分割だったのがプラの一体物に、メーカー名や型番等はプリントだったものが一体成型に、三脚穴部品も当然プラ、もちろん基盤等の接続にハンダなど皆無、ビスも７本のみで完全にバラバラ、すべてコネクタ等でパチンパチンとはめ込むだけ、まるで子供のBブロックみたいでいじりの楽しみが薄れました。パーツのニコイチ化で部品点数は極限まで少なくなっています。 一方で本体とバッテリー等の関係を考えますと、アクセサリーとしてのバッテリーは5,000円、チャージャーも5,000円のプライス、新品のカメラは安いものはすべてが付属して6～7,000円って一体どういうことでしょう。 プリンターもしかり、10,000円も出せば新品が買えますが、補充用のインク1本1,000円、6色だと6,000円もしますから。 こんな理不尽なことしているから、隣国の安い互換品にユーザーが流れてしまい、結果自分で自分の首を絞めているのにといらぬ心配をしてしまいます。常識で考えれば消耗品なんぞで利益を過大にカバーするようなことはせず、堂々と本体はそれなりの価格設定をし、消耗品はリーズナブルにするのが普通じゃないでしょうか（互換品排除目的でバッテリーにガードをかけるなど正に愚の骨頂、笑止もんです）。 本日の金言・・・・予備バッテリーを要する場合は新品カメラを複数買って、バッテリー以外はオークションで処分すべし（笑）。 話は転じますが、他の製造業界でもコストダウンは至上命題のようです。ちなみに最近の車には応急タイヤは載せず、パンク修理剤でお茶を濁しています。工具もジャッキのみ、エンジンルームなど目に見えない部分は塗装すら省略されて行き過ぎた感があります。 先日もタイヤのサイドウォールが路肩の突起物でバーストしてオシャカになり、その場でスペアを交換して事なきを得ましたが、パンク修理剤ではお手上げです。ディーラーのセールスに言わせると、最近のユーザーはタイヤ交換はおろかバッテリー一つ交換できず、ロードサービスを利用しますのでこれでいいんですとのこと。オイオイ、レベルの低いところに合わせないでくれよと思いましたが、皆さんはどう受け止めますか。 2012/11/11(Sun) 20:29:23 [ No.2741 ]
ペンタ一筋さん、こんばんは。
>驚いたのはそのコスト削減の徹底ぶりです コンデジは分解したことがないので分かりませんが、一眼レフ用のレンズも負けてませんよ。 Ｃ社のミドルクラスの標準ズームをばらした時のこと。 レンズメーカー製のＳ社のそれと（手抜き度は）大差ありません。 なのに、価格差は数万円・・・。 そりゃ、儲かるわけです。 かに目を使って、ボチボチとばらしていく世界は、もうそこにはありません。 >アクセサリーとしてのバッテリーは5,000円、チャージャーも5,000円のプライス、新品のカメラは安いものはすべてが付属して6～7,000円って一体どういうことでしょう。 私の場合、主に使うコンデジは、Ｏ社とＣ社製ですが、どちらも単三仕様です。 一眼レフは、サードパーティー製品を使用してますが、今の所不具合はなし。 プリンターの交換インクもそうですが、ボッタクリ過ぎです。 >オイオイ、レベルの低いところに合わせないでくれよ 残念ながら、こういったことは【底辺層】に合わせることが多いですね。 特に、法令関係はそう。 2012/11/12(Mon) 19:59:58 [ No.2742 ]
こんばんは
タイヤがパンクしても 気づかないか、そのまま ポコポコ乗り続けて スタンドかオートバックスまで走る人がほとんどなのでしょう。 私の職場の新人も ボンネットすら開けたことがないのが ウヨウヨいますよ。 バッテリーの充電 交換 エンジンオイル交換 ハンドルをモモに変えたり、十字レンチでタイヤを交換したりするしていた時代は 良かったのかな。 車検はユーザー車検だよ って後輩に言うと びっくりされますよ。 さて、私もコンデジは単三電池 オンリーです。エネループでOKですからね。 プリンターもインク補充したり、つまったインクジェットのヘッド洗ったりして楽しんでいます。 純正 高いもん 2012/11/13(Tue) 22:18:52 [ No.2743 ]
お久しぶりです、こんばんは。
コスト削減…ウン、ホントそうですね。めっちゃくちゃです。貧すれば鈍する、って言葉がありますが、そこまで実践するなよって言いたくなります。 モノ作りの国ってのは過去のことなんでしょうね。もしくは作り手、売り手の論理のみがまかり通り、買い手は売り手の言うがままに素直に従え…。買い手も買い手でアタマや体を使うとか、疑問を呈するとかはまず「無い」。 エコ、とか言いながら「直すより買った方が安い」に疑問を感じない。直さなかったものがどうなるかは考えない。 証券も投資家も短期の利益、数字のみに一喜一憂、企業を育てるのではなく、利益、利ザヤをつまみ食いするだけ。経営者も数字を出さなければ無能呼ばわりされるから、何でもいいから数字を上げろ…。 ってこの一連はちょっと意地悪すぎだとしても、ホントに魅力的な、革新的な、創造的な製品って国産ではなかなかありませんね。米国勢と韓国勢で特許侵害だどうだと争っているのを、「どっちがいい、悪い」ではなく、「嗚呼、日本勢にはこんな争いも縁がないんだなあ」（勢いも何もないという意味）と見てしまうダボハゼでした。 2012/11/18(Sun) 21:27:34 [ No.2744 ] |