日記とか...(^^ゞ
Nikon FE 2回目の修理
2004年3月7日
もう3月も一週間が過ぎたというのに、今朝は積雪10Cm!いつになったら春になるんでしょうか?待ち遠しいですね。
2月6日にカー助さんが来て、大雪の中で試写をしたNikon FEですが、まったく写っていないコマがありました、撮影中には気がつかなかったところをみると、動作はしていたと思われます、で、色々考えてみましたが、どうやら1/1000秒以上のシャッタースピードのときに幕が開いていないようです、さっそくカメラを1/1000秒にセットして電球に向かってシャッターを切ってみましたが、やはり真っ暗(T_T)。
失敗しました、そもそもミラーアップだけ治して完了したつもりで、そんな確認して無かったです、この辺が素人ですね。
そんなわけで再度修理となりました、シャッタスピード測定の結果は1/500秒が約1/1000秒、1/1000秒のときは開かない状態です、可変抵抗を調整しても直りそうにもありません、多分シャッターユニットの問題なのでしょう、これは分解が必要ですね。
前回の分解ではシャッターユニットを外しませんでしたが、今回はしっかり分解して幕まで掃除をします、やはり内部のダンパーが劣化してボロボロになっていて、幕にこびり付いた様になっていました、綺麗に掃除して、ダンパーもME Super用のが調度合うので交換しました。
これで大丈夫だと思うのですが、ME系のシャッターユニットと違い、電池がないと動作しない構造なので単体では動作確認できません、そこでちょっと工夫してトリガー経由で電池を直結してみました、こうすれば単体でも動作しますので、シャッタースピードの確認が出来ます、結果幕のテンション調整が必要なようです、何度も調整しては確認を繰り返し、なんとか問題ないレベルに調整することが出来ました、あとは組み立てて再確認と、可変抵抗器を調整して高速側、低速側のスピードをあわせて完了です。
YASHICA ELECTRO35 CC
2004年2月29日
とうとう2月も今日で終りですね、早いものです、カメラの修理ばかりしてるからかな?(^_^;)
今日はYASHICA ELECTRO35 CCです、エレクトロシリーズと言えば「ロウソクの光かりでも写ります、落としても壊れません」という宣伝が有名ですが、その写りは侮りがたいものがあります、大きさも侮りがたいですけどね(^_^;)
でも、同じエレクトロでもこのCCはグッと小さくなって、使いやすいですね、質感もいいです、人気があるのも頷けます。
落としても壊れないといわれたカメラも、さすがに年月と共に壊れるようです、明るさに応じてシャッタースピードが変化しないものが多く出回っていますね、電子カメラの宿命かもしれませんが、エレクトロシリーズには特に多いように思います。
今回のCCは、やはりシャッター動作不良のようですが、可変抵抗器が全く駄目です、部品取りのCCもあるので基板ごと交換しました、しかし治りません、シャッターユニットを分解して動作確認して見ましたが、問題なさそうです、どうやらシャッターボタンのスイッチが悪さをしているようですね、色々調整して何とか動くようになりましたが、治ったのかな〜(^_^;)
レンズも分解したのでピントあわせが必要なんですが、このカメラ、Bがない(^_^;)、しかもシャッターはレンズの中ですから無理やり開けることも出来ません、仕方ないので電池でシャッターを開けっ放しにしてあわせました。
治ったのか不安だったので試写もしてみました、問題なさそうですね、良かった(^_^)v
PENTAX PC35AF(オートロン)
2004年2月28日
今回はプラカメです、通称PENTAX オートロンと言いますが、何処にもオートロンとは書いてないです(^_^;)
このカメラ、写りのよさには定評がありますが、時々とんでもなくピントを外すのも有名ですね、私も経験しています。
今回はまた分解途中のものです、苦労しそうな予感!……て…的中!
とりあえずは巻き上げ不良です、巻き上げダイヤルがビクともしません、このカメラ、巻き上げダイヤルは右、パトローネも右、つまりは巻き上げの回転を左側までギヤで伝えているわけですね、多分何処かでギヤが噛むか何かしているんでしょう、分解しかありませんが電子カメラです、そう簡単に分解できるとは思えません(^_^;)
分解して見ると、やはり思ったとおりでした、ギヤは奥のほうにやっと見えています、これは大変だー(^_^;)
色々外して、シャッターユニットを外すと回転を伝えるギヤが現れます、このうちの一枚が錆び付いて動かなくなっていました、しかしこのギヤはシャフトがカシメてあって取れません、ドリルですこし穴を開けて外し、錆を取って元に戻してハンダ付けしました。
これで再組み立てして見ました、おー動くじゃん、OKかな?あれ、フラッシュをポップアップしなくても発光してるし、どんなに暗くても絞りが開放になりません、また分解です、こうなると絞りの動作を完全に理解しなくてはなりませんので、かなり厄介ですが、何度も何度も分解して動作確認をして、なんとか原因がわかりました、フラッシュを格納したときに絞りの動作を切り替えるレバーが折れて短いようです、そのために常にフラッシュ動作の状態だったのですね、これはまた厄介なことです、折れた部分を治すのは無理かな、しかたがないので動かされる側の先に金属片をハンダ付けすることにしました、これでなんとか動作するようになりました。
ME Super (カー助さんのNo.1
2004年2月24日
カー助さんからME SuperのNo,1が届きました、これは動作に問題はなさそうですが、本人の希望により分解整備することにしました、それと前回修理したME SuperのNo,2がミラーアップしちゃったって言うので、ついでに送ってもらいました、。
まずはNo,1から、まあME Superですから特に説明の必要もないですが、なぜかエアーダンパーの中にあるはずのゴムダンパーがありません、どう見ても分解した跡はないので入れ忘れたのかな。
その他には全く問題もなく、ダンパーと内部のモルトを交換して終りです。
もう一台の、また壊れたME SuperNo,2は、カー助さんが送ったときにはミラーアップしていたそうですが、届いたときにはミラーアップが治っていて問題なく動作します、はてな(?_?)、それでも壊れたのだから分解して見ました、うーん、やはり問題なさそう、こういうのが一番悩みます、色々調べましたが、ミラーBOXとシャッターユニットの連動ピンが少し変形しているようです、わずかなのでギリギリシャッターが切れなかったんでしょうか、それが運送途中に切れたのかな?
とりあえずこれで様子を見ましょう。
RICOH 500G
2004年2月21日
昨日は定年退職する人の送別会で温泉に一泊してきました、ちょっと飲みすぎかも(^_^;)
今日は珍しくレンジファインダーです、福岡からやってきました、露出計の修理をしようとして元に戻らなくなってしまったそうです、このカメラはカバーがちょと変わった構造をしていて、前後に外れるんです、軍艦部というようなものはありません、なので分解方法が特殊です、まず、鏡筒にあるピントリングのグリップと、絞りリングを外し、セルフタイマーレバー、貼り皮、フロントパネルと外します、これが解らないでフィルム室側から見えるネジを外すとレンズは外れるのですが、スプリングなどもあって、元に戻すことは困難です、と言うか、まず無理でしょう。
この500Gもフィルム室側から外してしまったようですね、こうなると結構分解しないといけませんが、なんとか無事に組み立てることが出来ました。
他人の分解したカメラの修理は難しいですね、元の状況が分かりませんし、部品もそろっているかどうかあやしいですから、ジグソウパズルみたいです、意外に楽しいんですけどね、完璧に病気でしょう(^_^;)
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