日記とか...(^^ゞ

カウンター



PENTAX KM






2004/10/17
今日はPENTAX KMです、このカメラ、KシリーズでもK2とかKXの陰に隠れてまったく目立たない存在ですね、私はKMって金属幕シャッターだと思っていたんです、普及機の位置づけですから、でも考えてみれば当時は金属幕のほうが高級だったわけです、MシリーズでもMEよりMXの方が安かったわけですから。
構造はSPと殆ど同じですね、電装から考えるとSPFをKマウントにしたって感じです。
ところで故障箇所です、シャッターの動作は問題ないものの、露出計の針が動かないというものでした、良かった、今回は幕交換しなくて済みそうです(笑)。
早速電池を入れて確認しましたが、針が露出オーバーの状態に張り付いています、ビクともしません、ショートか断線と思われます、早速分解して確認しました。
KMの電装はそれほど複雑ではありませんので電線を外して個々にテスターでチェックしてみました、しかし個々の部品に問題はなさそうです、後は電線がどこかで外れていないかですが、テスターでチェックしているうちに半田付けがポロンと取れてしまった箇所がありました、これですね、半田付けをやり直して確認!OKです。
分解したついでにスクリーン清掃とモルトの交換をして完成です、天気も良いし、試写行こっと(^^♪

10/20記


EXAKTA Varex Ub






2004/10/12-16
今日はEXZKTAです、俗に言うエグザクターマウントの元祖ですね、このカメラは幕不良で大阪からやってきました。
ところでこのカメラ、とっても変!いや失礼、別にシャッターボタンや巻上げが右に無くちゃいけないわけではないけど、でも普通は右でしょ、まあ私は左利きだから良いんですけどね、どうしてこうなったんでしょうね?設計者が左利きだったのかな?私も時々右利きの人には使いにくい装置を設計してしまうんですけど…まさかね。
構造も面白いです、中身がごっそりと上に抜けてきます、抜けてしまえば幕の交換はそんなに面倒ではありません、日ごろカメラの幕交換をしている人なら簡単だと思います。

10/17は米沢地方も秋晴れの天気で、幕交換の終わったカメラをもって上杉神社へ試写に出かけました。
35mmのウエストレベルファインダーはとても新鮮です、常に頭を下げてますから、カメラを意識させないで撮れるので子供の撮影にはもってこいです、ちょうど子供の目の高さになりますしね。
レンズはDomiplan 2.8/50です、このところ古いレンズの描写にハマりつつある身としては物足りないくらい優秀なレンズです。

10/19記

KIEV 4a type2+JUPITER-8M






2004/10/3
以前からJUPITER-8Mというレンズにとても興味があったのですが、これ、コンタックスマウントなんですね、つまりカメラも買わなきゃ駄目ってことです、なので我慢していたんですが、とうとうヤフオクでKIEVとセットのものを落札してしまいました、niccaの修理を始める数日前のことです、このあとまさかバルナック系にハマルとは思ってなかったし(^_^;)

届いたKIEVはセルフタイマーの動作不良以外は正常ということでしたが、どっこい、フィルムカウンターが動かないじゃないの、いくらロシア物だからってロシアンルーレットは御免です、フィルムなくなってくると落ち着かないですからね。
そういうわけで分解です、KIEVの分解は初めてですが、CONTAXの分解は経験あるので何とかなるでしょう。
しかし常々思うんですが、ばらした事のあるカメラでも時に苦労するんです、最初の時は情報集めてたりしますが、2回目だから大丈夫たろうって軽く考えてるのがいけないんでしょう、忘れちゃうしね。

分解してみると、カウンターを回す大きなギヤが2段になってるんですが、ここが緩んでギヤが回らなくなっていました、ここは得意の半田付けをして完了!
セルフタイマーは何度か調べましたが問題なく動きます、良いかな、修理完了ということで\(^o^)/

10月11日記

mamiya/sekor 500DTL






2004年9月19日
しばらく忙しい日々が続いたんですが、最近やっと時間が取れるようになりました、といっても束の間の休息だと思いますけどね。

久しぶりに一眼の修理です、mamiyaの一眼レフ500DTLですね、露出計が動かなくなったそうです、電源が入らない故障は比較的治りやすいので、まあ治るだろうって安易に引き受けたのですが、これがなかなかどうして、大変でした(^^ゞ。

電源が入らない場合は一番に電池BOXを疑います、腐食や電線切れのチェックからですね、そのために今回は底蓋から分解を始めました。
電池ボックスは錆も無く綺麗で、電線もしっかり繋がっていますね、でもどうやって電源はいるんだろう、って、あのね(^^ゞ使い方が分からんじゃないの!
分解して調べて分かりました、このカメラはちょっと変わった方法で電源が入ります、巻き上げレバーを予備角まで出した状態で戻すように押し込むと電源が入り、絞りが絞り込まれるんですね、うーむ、悩んだぞ(^^ゞ
でもそれではレバーが収まらなくなるでしょ、で、収める時は巻き上げレバーの軸の所がボタンになっていて、押すとパチン!って感じで収納されます、慣れればSPより使いやすいと思いますね。

さてこれでやっと本格的に修理を始められます、電池BOXは問題なかったので、軍艦部を外さなくてはなりませんが、まず巻き上げレバーが外れません、真ん中が押しボタンになってるし、ネジはないし、カニ目もないし、これどうなってるの?
ちょっと悩みました…(^^ゞ
で、どうやって外したか?実はこの押しボタン、差し込んであるだけだったのですよ、引っこ抜けば中にネジが見えるのでした、まいったな、なんて構造だろう。

いよいよ軍艦部を外しましたので電装チェックです、あ、疲れたので書き込みは明日にしましょう(^^ゞ

9月25日記

軍艦部が無事に外れたので、電装のチェックをしてみました、まずは本来針が振れるであろうと思われる条件にして電源をいれ、露出計部での電圧を測ります、絞込み全面平均測光の時はそれらしい電圧が掛かっていますので、物理的な問題で針が振れないようですね、針が動きやすくなるように色々調整してやりましたが、どうしても電圧が低い条件(暗い時ですね)では針の動きが悪いようです、まあ叩けば動くから良い事にしましょうね(笑)
ところで絞込みスポット測光に切り替えるとまったく針が動かなくなります、こりゃ参りましたね、cdsに問題があれば手の打ちようがありません、なんたってcdsはミラーの中に組み込んであるんですからね。
そこで各抵抗の半田付けを外したり付けたりしてチェックしていたんですが、そのうちに治っちゃいました(^^ゞどうも半田付けに問題があったようです、なんかすっきりしないけどこれで一応完成ですね(^_^)/

9月27日記

CONTAX Ua






2004年7月17日
毎日雨が降っています、それでも米沢は今のところ水害というような事も無いので良いですが、新潟で水害に遭われた方々は本当に大変だと思います、この場をお借りしてお見舞い申し上げます。

相変わらず公私共に忙しくてカメラもさっぱり分解していません、この調子はしばらく、そう9月中ごろまでは続きそうです、やりたい事は沢山有るんですけどね、その上風邪で鼻水が止まりません。

そんななかで久しぶりにカメラの修理をしてみました、CONTAXです、シャッタースピードが変化しないという事でしたが、さてどうなりますか。

外観は相当くたびれています、汚れもありますね。
さっそく分解してみました、軍艦部は比較的簡単に取れます、逆ネジもありません。
シャッタースピードの制御機構はアクセサリーシューの下にありました。
何度も動作の確認をしましたがスロー制御に切り替わるレバーの動きが悪いようです、スプリングが弱いのか、レバーが重いのか分解して見る事にしました、するとスプリングが根元から「ポロン」って感じで折れてしまいました、これが原因だったようです、スプリングを巻きなおして組み立てると問題なく動作するようになりました。
これで完成!と思ってファインダーを覗きながらピントあわせをしていると近距離付近で2重像が動かなくなります、ありゃりゃ、また分解ですね(^^ゞ

ピント合せのダイヤル部を分解して見ると、中からフィルムの破片が出てきました、これが引っかかっていたようです、これを取って綺麗に掃除してやると近距離まで動作するようになりました。
ここまで分解したらヘリコイドも重くてダイヤルで回せなかったので、分解洗浄してやりました、これで操作性もバッチリです。
さあ、明日は久しぶりの試写かな〜\(^o^)/

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