![]() | ![]() スクリーン清掃から スタートしてみましょう。 |
ファインダーに埃やカビがある場合の最小限の分解です、 スクリーンやシャッター幕に傷をつけないように注意しましょう。 |
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巻き上げレバーを外します、最初に飾りネジを外しますが、ここでは "あめゴム"を使います。 しっかり上から押さえて回します、この部分のネジは2箇所、いずれも左ネジです、右に回すと外れます。 外れないときはドライヤーなどで暖めてから回すと外れやすいですよ。 |
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シャッターダイヤル上部のプラスチック部品を外します、下の金属部分は外す必要はありません。 外す前にレバーの位置を ”AUTO" にしておきます、ロック解除ボタンの反対側にあるネジを緩めると ダイヤルは外れます、外した後にロック解除ピンとボタンを紛失しないよう注意しましょう。 注意: ”AUTO"位置にしないで外した後で、ピンが入ったままダイヤルを ”AUTO"にする と、ピンが飛んでいきます。 経験者(;_;) |
![]() | 裏蓋を外します、丸印のネジを爪で下に下げると外れます。 |
![]() | フィルム巻き戻しノブを外します、フィルムの入る部分の二股になった部分に ドライバーなどを入れてノブを左に回すと外れます。 |
![]() | ASAダイヤルを外します、写真のような工具を自作する のがお勧めです、 ネジは右ネジですので左に回せば外れます。 |
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![]() | これで軍艦部は外れます。 \(^-^)/ | |
注意:レリーズボタンの中にピンが入っています、 通常はグリスが固まって外れてこないと思いますが 注意しましょう。 |
![]() | 赤丸印のハンダ付けを外しましょう、場所を忘れないようにメモしておくのが いいですよ。 MEは年代によって大きく分けて2種類の基板が存在するようです、写真の 基板は比較的新しいもです、古いものはハンダ付けの位置が違いますので 注意してください。 半田ごてがない場合、ホットシュー用の電極のネジ(黄色丸のネジ)を外せば 基板が抜き差し出来るという情報を頂きました、その場合は断線に気をつけて ください。 |
![]() | ASAボリュームと基板固定プレートを外します。 |
![]() | アイピースの固定ネジを外します。 |
![]() | 電装基板の左側を持ち上げると下のソケットから外れます。 組み立てるときに苦労しないように嵌りこみの状態を確認しておきましょう。 基板の中央部はペンタプリズムに両面テープで固定されています、基板を 壊さないように充分注意してください。 |
![]() | 電装基板の右側に外したものをずらしておきます、スクリーンを外す場合 には右側の固定ネジを外して基板のLED表示部をスクリーン固定枠から 外す必要がありますが、掃除だけならこのままで大丈夫です。 LED部に大きなモルトがありますので交換しておきましょう。 |
![]() | 左右のプリズム固定ネジを先端の三角部分が見えなくなるぎりぎりまで緩め ます、外してしまうと再度締めるのが大変ですし、間違って内部に落とすと 最悪の事態が待っているかもしれません、充分注意してください。 |
![]() | これでプリズムが外れるようになりました、あとはレンズクリーナーなどで清掃 して綺麗にしましょう。 スクリーンはプラスチック製で、とても傷が付きやすいのでくれぐれもご注意を スプリット部に入り込んだ埃は簡単には取れませんよ。 |
![]() | 埃は出来るだけブロアー等で取りましょう、どうしても取れないときは粘着力の弱いテープで 取るのも良いかも、でも注意しないとスクリーンに粘着材が残るので短時間に済ませるのがコツ ですね。 |
![]() | 組み立ては分解の逆ですが、ちょっとコツがいります軍艦部を乗せる時シャッターダイヤルは分解 したときのままであれば ”AUTO" になっていると思いますが、そのままでは ”しっくり” 収まりません 軍艦部を乗せた状態で、上から押さえながら一度シャッターダイヤルを ”B" の位置にもってきて 再度 ”AUTO" の位置に戻す操作が必要になります、そうすると”すとん”と収まります、ただし シャッターダイヤルはロックが効いて動きませんのでゼムクリップを伸ばしたようなものを突っ込んで ロックを解除しながら回さなければなりません。 |
![]() | プリズムはレンズと同じ要領で掃除するのが良いですが、レンズとちがって少しでも埃が残ると ファインダーを覗いたときはっきり見えるので根気よく掃除しましょう。 |