クリーニング

カメラを修理するときにつき物なのがクリーニング。
ここではまずどんな物を使って綺麗にしていくか解説していきます。


第一回目はPENTAXの純正リペアマニュアルから洗浄に使う液体の項目を抜粋してみました。

1、シャフトまたはベアリングなどの回転部分
高品質ガソリンまたはベンジンで綺麗に洗浄する。
(ガソリンはちょっと危ないような・・・ベンジンは薬局で200円ぐらいで小さなビン入りが買えます、ライターオイルでも良いみたいです。)
2、メッキ部分
ブラシまたは綺麗な布地で拭く、汚れがある場合は、エーテルとアルコールを6:4の割合で混合した液体で軽く拭き取る。

3、ペイントされた部分
ブラシを軽くかけるだけ。

4、黒仕上げのカメラの外の表面
シリコンクロス(めがねを拭くために通常使われているものと同様です。)または前記する液体により軽く拭き取る。

5、光学系(ガラス部分)
エーテルとアルコールを7:3の割合で混合した液体を使って拭く。

6、光学系(フレネルやすりガラスなどのプラスチック製の部分)
エーテルとアルコールを1:1で混合した液体を使えば申し分ない結果がえられます。

7、傷ついた鏡表面
アルコールとエーテルの混合液を十分に浸したクロス(布地)で極軽く拭く。


電流計、CdSセル、可変の抵抗器、および半固定抵抗器は
決して洗ってはいけません。
以上、マニュアルからなので、事の真意は確認していません。(^-^;