FED2 Type-d




35mmレンジファインダーカメラ
布幕式横走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:1/500〜1/30秒
レンズ:INDUSTAR-26M 1:2.8 F=5CM


hottyさんから「FED2で遊んでみない?」って言われて喜んでお受けした(笑)。
最初は貸してもらえるんだろうと思っていたのに返品不可なんて書いてある、すんませんです、hottyさんにはお世話になりっぱなしです。<(_ _)>

今回頂いたFED2は完動品だが出来上がりの写真を見ると左右で露光ムラがあると言うことでした、多分先幕と後幕の速度が違っていて、シャッター速度が変化するんだと思います、シャッター幕のテンション調整で治る可能性もあるってことでしょうか?なんて思って一生懸命幕速度の調整をしましたが、やはり無理なようです、軸が粘って安定した幕速が出ないんですね、結局分解することにしました。

早速軍艦部を外してみた。
シャッター幕制御系は基本的にライカと同じですが、ファインダーがとてもシンプルになって、掃除もしやすいです。
やはりグリースが固まっていたので、綺麗に掃除して新しいグリースを塗ってやります。
いつものようにバラバラ!幕も光漏れはしないものの痛んでいたので交換することにしました。
軸類も綺麗にして注油とグリスアップ!
シンクロ接点が見えますね、実にシンプルです、これでストロボでも1/30秒以下で同調します。
ファインダーはCONTAX風の三角プリズムの張り合わせ構造でした、これはハーフミラーが痛む心配が無いので良いと思う、掃除もとっても楽(^_^)。

視度調整は中間のレンズをレバーで前後させる構造、しかしこれがまた安っぽい。
中央が距離計の調整ネジ。
幕交換と清掃、注油が終わったので、後は組み立てるだけ。
写真はシャッター幕の組み付けをするところ、これもちょっとコツが必要ですが、コツをつかめば簡単です。
ところでFEDといえば先日修理したZorkiと並ぶロシア物のバルナックコピーですね、このFED2はライカコピーであったFEDから独自の進化をしていて、結構使いやすくなっています、例えば距離計とファインダーが一体化されて、いちいち覗き変えなくても良いですし、フィルムの交換も裏蓋と底蓋が一体になって外れるので楽です、ある意味ライカを凌ぐかもしれません、ちょっとオーバーですが(爆)、まあ今となってはこれでも十分不便ですけど(^^ゞ。
また、FED2は、初代と違ってまったくのコピーじゃないので、コストを下げるために操作性や写りに関係ない部分は、かなり割り切った独自の設計をしています、早い話が安っぽいんですね、視度調整なんか動きがガリガリ、ゴロゴロって感じなわけです。
もしFEDに興味があって、一台欲しいと思ったら、使いやすさならこのFED2を、ライカ風が良いならFED(1)がお勧めです。
 


写真をクリックすると試写が見られます。