PENTAX Z-70p




TTLストロボ内蔵 TTL AE・AF 35mm一眼レフカメラ
シャッター:電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
オートシャッター:1/2000〜30秒(無段階)
マニュアルシャッター:1/2000〜30秒、B
Xシンクロ:1/100秒以下
寸法:146×93×69.5mm 470g(電池別)
発売時価格:47,000円(ボディーのみ)
電池:本体:6Vリチウムパック電池(2CR5タイプ)1個
発売年月 1995年4月
分解組み立て難易度10段階評価
 8
フレキ、配線多数

 Z-1を分解してみて思ったこと。
 「Zシリーズの構造も大体把握できたし、もう少しZシリーズの分解をしてみようかな」
と言うわけで早速ヤフオクでジャンク探し。
 近頃ジャンクといっても動作するものが多いので、故障したものを探すのが難しくなってきた、困ったものだ(爆)
 で、手に入れたのがこちらのZ-70p。
当然Z-1より簡単だろうし、故障内容はミラーアップと言うことだから、多分モーターのピニオンだろうと軽く考えていたのだが、これが意外な結果となりました。

いきなり外装を外したところか

まあZ-1を分解しているんで同じ要領で・・・と思ったのだけど、あれ、ちょっと違うような・・・
Z-1ではTvダイレクトダイヤルの部分が、Z-70pではセレクトダイヤルと言う名前になっているのだが、違うのは名前だけではない、前者は回転するが、後者は左右に傾けるだけ、なので内部は押しボタン接点のみ。
左肩も押しボタン接点2箇所のみ
TTLオートストロボの回路
DXコード読み取り接点

やはりZ-1より接点は少ない。
フィルム巻き上げ、巻き戻し用ギア群

モーターは巻上げドラムの中、あれ?Z1とは違うなあ・・・
フレキ

なんだかZ-1より外すのは大変なくらいだった、想定外の出来事。
Z-1では、こちらがチャージ関係のギアBOXだったが、これはただの鉄板。
外すとこんな感じ、結構隙間がある。
じゃあチャージ機構は何処に行ったのか?
ミラーBOXが外れた。

AFモーターとAFセンサーはZ-1と同じ位置。

右に見えるモーターは・・・
あれ?なんだかMZ-3と同じっぽい(^^ゞ
じゃあ原因はこのピニオンかな・・・と思ったら異常は無さそう・・・
なんだかいや〜な雰囲気
(@_@;)

ミラーアップ用のレバーが折れている。

構造はMZシリーズと同じなので、ひょっとしてMZ-3でも発生する可能性あり?
で、確認のためにMZ-3を分解したときの写真を観て見たら・・・

上の写真で折れた部分には補強用と思われるリブが追加されている。
つまり対策をしたということかな、ちょっと安心(^_^)v
ところでZ-70pの方はどうするか?

とても細い部分だし、そのまま接着剤で付けてもすぐに壊れそうなので、ティッシュで「こより」を作って写真の位置に置いて瞬間接着剤を染込ませて固めてみた。

瞬間接着剤はスリーボンドの耐衝撃、耐熱用という、ちょっと高級なもので、白くならないでよく固まる。

この後数時間置いてミラーBOXに組み立てた後、モーターに直接電池を繋いでしばらく回して耐久試験を行ったが、問題無いようなので組み立てた。
ところで、パノラマの構造が知りたかったのでここまで分解。
なるほど、こうなっているんですね、スッキリしました(^^ゞ


 後記

 今回は同じZシリーズでも随分構造が違うものだと驚いた。
このカメラの内部構造はMZシリーズに非常に近い、つまりMZシリーズは全くの新設計だったのではなく、Zシリーズの操作性と外観を大きく変えた機種だったと言う事のようだ。
考えてみれば至極当然の事なのだけれど、あまりにもイメージが異なるので今までは考えもしなかった。

さて、こうなると次はSFXとか、そんなに好きじゃないんだけど手を出してみようかな・・・・