ダークボックスの製作


モノクロ現像を始めるには、まず必要だろうと考えたのがこれです。
ダークバッグでは使いにくいと聞いたので、どうしてもボックスが欲しかったのですが、買うと高いし、しっかり作るのも面倒だし、そんな時間でカメラを修理している方が楽しいしで、工具箱から作ってみました。
ボックス自体はホームセンターで950円で買いました。
蓋にロックが付いていて、出来るだけ密閉性があり、色の濃いものがいいと思います。
穴あけ


 加工といえばここだけです、
左右に手がゆったり入るくらいの穴を開けます。
穴 内側


内側はこんな感じ。
遮光


遮光は台所用のアルミテープを内側全体に貼り、
その上に黒い布地(ダイソウで買ったもの)を両面テープで貼り付けました、
ミシンで形に縫ってもらえればもっとかっこよくなるんですけどね、
こんなこと奥さんに頼めないしなあ。



袖にしたのは雪国ではお馴染みの
長靴の中に雪が入らないように履くものです、
雪国では簡単に手に入ります、昔よく事務員さんが
袖に嵌めていたのと同じようなものですが、ちょっと厚手なので
遮光性もまあまああります。 
針金とクリップ


クリップは写真の取っ手が外せるものを準備します。
太目の針金を、開けた穴より少し大きめに丸めて
細い針金で縛り、半田付けします。
こんな感じ
保護


針金の繋ぎ目で袖に穴が空くと大変なので
保護用のテープを巻いておきます。
袖つけ


袖を穴に通し、箱の内側から針金を袖の中に入れます。
クリップで固定


針金と袖をクリップで挟んで止めます、
上下左右4箇所くらいで大丈夫だと思いますが、
心配な時は増やしてください。
クリップの取っ手を取る


固定が終わって位置が決まったらクリップの取っ手を外せば邪魔になりません。
完 成!


これで完成です、簡単でしょう。