PENシリーズの中でも異色のEEDです、ハーフサイズにF.Zuiko 1:1.7 f=32mmは当然マニアに受けますね、これでレンジファインダーだったら私の右腕にしちゃうんですが、私は只でさえ目測式が苦手なのに、この明るさのレンズでは到底ピントがこないでしょう(^^ゞ 今回のEEDはAUTO不良、セルフタイマー動作不良、レンズカビあり、モルト劣化ということでしたが、さてどうなるかな? |
ここまでは簡単に分解できますね…とは言っても実は革を剥がすのに苦労したんですが(^^ゞ セルフタイマーの動作不良は、レバー部のモルトが悪さをしていました、掃除すれば直るでしょう。 | |
右の文字盤がフィルムカウンター、その左のがASA設定ダイヤルです、このダイヤルを回すとcsdの前にある絞りが開閉するようになっています。 中央に見えるのが露出計で、この状態で露出の調整が出来ます。 左側で遊んでいる赤い線はシンクロ用の線です。 | |
オリンパスのオリジナルシャッターユニットです、右上の赤いの(通称:赤べろ)が低照度警告で、シャッターボタンを半押ししたときに、露出計の針が一定以上振れていないと、これが上に上がって来ると同時にレリーズをロックします、PENシリーズ共通のもので、単純ですがすばらしいアイデアだと思います。 左下にあるのがシャッター速度制御用のガバナーです。 | |
露出計です、ユニット化されていて、電線は電池BOXから来る一本だけ外せば取れます、楽ちん(^_^)v | |
またいつものようにバラバラ。 AUTO不良ということでしたが、特に問題はなさそうですね… じゃあなんでこんなにばらしたの(-_-)/~~~ピシー!ピシー! レンズはカビ跡は残ったものの、綺麗になりました、あとは組み立てて裏蓋のモルトを交換すれば完成です。 | |
このカメラは同じPENシリーズでも、EEやEESなどとは違ってハーフながらやや大きいですね、フルサイズのTRIP35とほとんど同じ大きさですが、デザインが直線的なせいか、こちらの方が大きく感じます。 それと、なぜか電池が要ります、レンズが大きくなってセレンが収まらなかったんでしょうかね。 |